車が古くなると、エアコンの効きが悪くなったりエアコンの影響で燃費が悪くなったりしますね。
そんな時にエアコンの性能を回復させる添加剤がありますよ。
今回は、エアコン添加剤を投入して性能を回復させたいと思います。
エアコン添加剤
エアコン添加剤は、コンプレッサーの内部潤滑と気密性を高め、ガス漏れを防ぐためのコンプレッサーオイルの添加剤です。
冷媒が「R12」を使っていた時代は、冷媒自体が塩素系で潤滑性に優れていたので、コンプレッサーオイル自体に大きな負担がかからなかったのですが、環境に優しい非塩素系の「R134a」は潤滑性が低く、コンプレッサーオイルの負担が大きいので添加剤が効果的です。
NUTEC NC-200
このブログでおなじみ、NUTECのエアコン添加剤です。
NUTECの添加剤やエンジンオイルは、使ってみると質の高さがわかります。
WAKO’Sパワーエアコンプラス
エアコン添加剤といえばWAKO’Sです!
車の状態にもよりますが、効果はかなり期待できますよ。
チャージホース
エアコン添加剤だけではなく、ガスの充填(難易度中)にも使えるので持ってて損はないですよ。
施工方法
まず、エアコン添加剤(NUTEC NC-200)とR134aチャージホースを用意します。
チャージホースのバルブの付いた方に添加剤の容器を装着します。この時、バルブを左に回して中の針をいっぱいまで戻しておいてから容器を締め込むように装着します。
チャージポートに接続
もう一方(クイックカプラー)をエアコンのチャージポート低圧側(L)に装着します。チャージポートには低圧側(L)と高圧側(H)がありますが、低圧側に「カチッ」と音がするまで押し込みます。
クイックカプラーを外す時は、外側のリングを手前に引いて外します。エアーホースと同じですね。
注入する
エンジンをかけ、エアコンの設定を以下の通りにします。
- エアコンを作動
- 設定温度を最低
- 風量を最大
- 窓を全開
これで、エアコンのコンプレッサーをガンガン作動させます!
コンプレッサーが作動している状態(アイドリングの回転数が上がる)で添加剤を装着したカプラーのバルブを締め込んでいくと「シューッ」と音がして添加剤が注入されます。この時、容器を逆さまにして注入します。
音がしなくなったら終了です。
PITWORK(ピットワーク)の添加剤はWAKO’SやNUTECが使われていて効果抜群!おすすめの添加剤
効果
エアコン添加剤はコンプレッサーオイルへの効果が大きいので、エアコンの効きよりフリクションロスが抑えられるものなんですが、効きもいいですよ!
トルクのショボいインテグラ タイプRですが、エンジンの回転が軽くなりました。
今日はこの辺で失礼をいたします。