雪で車がスタックすると大変ですね。
まわりに人がいれば、助けてもらうこともできるのですが、場所によっては1人で脱出するしかありません。
今回は、雪で車がスタックした時の対処法と脱出用グッズを紹介します。
雪道に必要な装備
雪道はアスファルトの路面を走行するのとわけが違います。
それなりの装備が必要ですよ。
スタッドレスタイヤ
言うまでもないですね。スタッドレスじゃないと、まともに走れません。
スタッドレスタイヤの選び方については、こちらの記事で紹介しています。

鉄製スコップ
スタックするときは圧雪や凍った雪のときなので、雪を掘ろうと思ってもプラスチックやアルミのスコップては歯が立ちません。
鉄製のスコップがおすすめです!
脱出用タイヤチェーン
タイヤチェーンは完全に覆ってしまうタイプより、脱出用のタイプが使いやすいですよ。
スタックしてから完全なチェーンを装着するのは大変です。
その他の装備
他にも牽引ロープや、タイヤの下に敷く脱出用の板などがありますが、あまり多くの装備は荷物になります。
鉄製スコップと脱出用タイヤチェーンだけで、ほとんどの場合は脱出できますよ。
スタックしてしまった!
スタックしてしまったら、落ち着いて行動しましょう。
スコップで雪を掘り出す
まず、どのタイヤが空転しているのかを確認します。空転箇所がわかったら、そのタイヤの前後の雪をスコップで掘り出します。
雪道は砂浜と違って、掘り出せばアスファルトが出てくるのでドンドン掘り出しましょう。
車をゆっくり前進(バック)させて空転エリアから抜け出せたら一気に脱出します。
タイヤの前後の雪を掘り出しておけば、前進とバックを繰り返して脱出できますよ。
脱出用タイヤチェーンを使う
スコップで掘り出しても脱出できない場合や、掘り出すことができない場合は脱出用タイヤチェーンを使います。
脱出用タイヤチェーンは、ジャッキアップする必要がないので取り付けも簡単ですよ。
装着したら、ゆっくりと前進(バック)させて脱出しましょう。
脱出できたら、早めにタイヤチェーンを外したほうがいいです。付けたままの走行は注意が必要ですよ。
脱出不可能な場合
あの手この手を試しても脱出できない場合は、ロードサービスを利用しましょう。
がんばっても車を傷めるだけですよ。
自動車保険に付帯しているロードサービスは、基本的に無料で利用できるのでおすすめです!
自動車保険のロードサービスを確認しておくといいですね。
今日はこの辺で失礼をいたします。