パイオニアVSX-S520とオンキョーTX-L50は姉妹機で、Class Dアンプ搭載の5.1cnAVアンプです。
高さ7cmの薄型で、クリアな音が特徴です。
色とデザインに違いがありますが、機能はどうなんでしょうか?
今回は、パイオニアVSX-S520とオンキョーTX-L50の違いを紹介します。
デザインの違い
基本的に同じ機種なのですが、見た目はかなり違います。
パネルはVSX-S520がシルバーでTX-L50はブラックです。
VSX-S520はインプットセレクターがダイヤルになっていて、オーディオアンプ的なスタイルです。
wi-fi接続時に点灯するNETWORKインジケーター、ディスプレイをオフにしたときに点灯するFL OFFインジケーターが付いています。
TX-L50のインプットセレクターはボタンになっていて、レコーダー的なスタイルです。あと、リスニングモードボタン、FMラジオのチューニングボタンが付いています。
TX-L50はディスプレイをオフにできません。
機能の違い
機能も基本的には同じですが、それぞれのこだわりで方向性が違います。
TX-L50は、サラウンドに力を入れていてリスニングモードが豊富です。
「MOVIE/TV」「MUSIC」「GAME」の各モードごとに、Direct、Stereo、AAC、Dolby関連、DTS関連などのモードと、それぞれの専用のモードの10種類前後から選べるようになっています!
VSX-S520は「AUTO/DIRECT」と「SURR」に分けられていて、「SURR」は入力フォーマットに合わせてStereo、AAC、DTS、Dolby Surround、Surround Enhancer、F.S.Surroundなど、20種類前後からモードを選べます。
「AUTO/DIRECT」はAuto Surround、Direct、Pure Directと、サラウンドの種類ではなく出力方法を選ぶモードになっています。
Directモードの違い
Directモードは、トーンコントロール機能などの音質に影響する処理を一部遮断することで、高音質な再生を行うモードです。
VSX-S520には、さらに音質に影響を与える処理を遮断して、原音に忠実な再生ができるPure Directモードが付いています。
このPure Directは、いい音します!
映画向きのTX-L50
多彩なサラウンドが搭載されたTX-L50は映画向きと言えますね。
入力フォーマットに対して「MOVIE/TV」「MUSIC」「GAME」の各モード×10種類前後のリスニングモードが選べますよ。
音楽向きのVSX-S520
オーディオアンプ的な外観のVSX-S520は、機能も音楽向きですよ。
何と言ってもPure Directがいい音します!管理人はAir PlayやCDを再生するときはPure Directにしています。
どちらも基本性能は同じ多機能なAVアンプです。色や機能など好みに合わせて選びたいですね。
今日はこの辺で失礼をいたします。